真っ黒子さん逝く
13歳と11ヶ月と11日。
2歳のときに我が家に来たので一緒にいたのはほぼ12年です。
根性があるメス犬だったのできっと14歳まで大丈夫と油断してしまった。
歩行も排泄も食事もなんとか自力でしていたのでまだ大丈夫。まだいけると。
最後は心不全のような感じであっというまでした。
これを含めての「犬を飼う」ということ。
わかってはいたけれど。
もっとああしてあげてればこうしてあげてればの思いの嵐。
これが犬を飼うってことか。
たくさん勉強させてくれました。
犬は、人間よりもえらい。
人間からよりも、
学ぶべきことをたくさん教えてくれました。
敷地内の木の下にユンボで穴を掘って埋めました。
土に還って
きっとお空でブヒブヒいっている。
ブヒブヒやゲップやセキ払いが聞こえなくなった日常が、静かすぎてなんだかへんな感じです。
4日経ち、残った2匹も何か違うと感じ始めてきたもよう。
とはいえ、人の日常は続くので、毎日汗水流して働かねば。
飼い主が逝くいつかその日に、枕元には死神ではなく、真っ黒子さんがいてほしい。
あ、ブヒブヒ来たな。
ニヤリと笑いながら逝けそうです。