大切な相棒
人間様の居場所をいつも先回りして占領する君ではなく
しなっと後ろ姿を見せる君でもなく
気難しい寝顔の君でもない。
私の大切な相棒
それは
収穫作業中ハウスのどこにいても聞こえる大音量可能な防塵防水、マキタのラジオ。
工具のバッテリーと併用できるのでとても便利です。
単調な作業を飽きずに終わらせるには
流れる音楽に耳を傾けつつ
残りの距離を見ないようにする事。
収穫期間もあと少し。
Why? 秋なのに
秋なのに暑い…。
犬も人間もゼェハァ言いながら登る公園の丘。
日差しも気温も初夏のよう。
ファッションにはさほど興味がないくせについ付録につられ年に1、2冊雑誌を買います。
パラパラと写真を眺める程度にページをめくっていると、
たまにほほう〜となる広告があります。
運命なんて非現実的なものを追っかけるのはやめにして近場の縁を信じ、ちゃちゃっと式をあげましょう的な内容を、
なんて素敵で柔らかな言い回しで表現をするのだろうとある意味感動。
相手に気づきを与えようとする、
雛のうぶ毛のような優しい言葉。さすが教会。
日本語ってすばらしい。
にゃんこのこと。
2年間保護した迷い猫のニャンコを義理の両親へ託してちょうど1年。
今は先輩ネコの黒猫と元気に追いかけっこしているとのこと。
いつでも会いに行けるのに、
手放したときは驚くほど淋しくてしばらくずっとメソメソと後悔。
我が家のメス犬がニャンコとなかなか仲良くならなかったところに、ちょうどだっこできるネコを欲しがっていた義理の母のもとへ。
山の中でひとりぼっちだったにゃんこ。
たくさんだっこしてもらえますように。
ニャンコがいなくなったことにあまり関心がない3匹。
おなかを舐めてほしくて足をゆらゆらさせてせがむ犬と。それを拒む犬。
何かが降臨しそうな空
あ、デビル。じゃなくてうちの犬。
飼い主のベッドがいつのまにか占領されていた夜。
無言の圧力をかけても、寝たふり。
犬達の狸寝入り。
ジメジメ期ふたたび
台風はかわした。
窓の外枠から視線を感じて。
虫をついばむところを観察したかったけれどなかなか動かず。
外からオリンピック観賞でもしていたのでしょうか。
オリンピックといえば、金メダルを取った選手に感動してわあすごいなぁという高揚感、
国歌が流れるところで一気にダダ下がりしてしまうのはなぜなんだろうか。
チビ白黒の口に指を入れてうさを晴らす。
そっと手を置きもっとかまえアピール。
チラリズムな虹
見えそうで見えない虹を見ました。
太い虹だろうに、
森がジャマして全貌見えず。
ジャンプしてみましたがムリでした。
3色しか認識しない犬の目には虹がどう見えるのか調べてみたら、
どうやら犬には見えないようです。
犬と散歩中虹を見つけても共感しあえないのをふと寂しくも感じましたが、
泣けるテレビなんかを見ておもいきり泣きたいとき、
側に犬がいてもおかまいなしに泣けるので、
そこは共感しあえなくてよかったとひそかに安堵します。
悲しみに浸りきった飼い主の横で、
ぷぅと寝っ屁をされる事もしばしば。
夏倒れ。
心霊番組を見た後、
振り返ってコレを見てギョッとする。
最近は、
少し涼しくなりました。
窓辺でまったり
窓辺でまったりしているのはたいていこの2匹の組み合わせです。
世間話で時間をつぶすお年寄りの背中のよう…。
花の収穫作業が始まりました。
昨年と同様出だし遅れ気味。
咲く前にカビて朽ちていく花が多し。
7月の日照不足と湿度の関係?
4月の定植の仕方が悪かった可能性も払拭できず…。
春に顔にできた腫瘍を摘出したシニア白黒。
結果は悪性でしたが、術後は安定しています。
リンパ転移した際は手術も無理とのことなので、残った時間をできるだけストレスなく楽しく過ごすことが目標。
一番花
今年もトルコ桔梗をハウス栽培しています。
一番花は容赦なく摘み取ります。
売りに出されるとき、一房にたくさん咲いている状態が望ましいので、
市場に出るときすでに盛りが過ぎ、枯れる寸前の一番花はあらかじめ処分されます。
そしてこの開ききった花達を、”フケ花”と呼ぶそうです。
老け花…ひどいネーミング…。
必要以上に胸が痛むのは、もう自分が若くはない事を認識している証拠でしょうか…。
老けた花だって、花は花。
家の側の池に一番花を散らし浮かべ、気を紛らわせております。
呪いのように蒸し暑い日々。